Film

映画を観るのも、小さいころから大好きでした。
あの頃ほどではないにしろ、今も映画館で映画を見るのはとてもワクワクします。
やっぱり、いい映画は大画面のスクリーンで見たいですよね。
なお、ここに書かれた評価は、あくまでよっち個人の感想・評価ですので、ご了解よろしくお願いします。
(★は5つが満点です)

Updated: 24th Nov.,2003



2003年の映画

2005年の映画2004年の映画

陰陽師II11月8日鑑賞
監督:滝田洋二郎主演:野村萬斎★★★

2年前の第一作がけっこう面白かったので、今回も観に行きました。安倍晴明役の野村萬斎が今回もハマリ役でした。さすが狂言師、声と立ち居振る舞いが良いので、こういう役にはうってつけです。源博雅役の伊藤英明もボケ役が板についている感じ。

というわけで、けっこう楽しんで観たのだが、今回の敵役の中井喜一が、前回の真田広之とかぶって見えてしまうのと、深田恭子の演技力の限界がどうしても感じられてしまうのと、ラストのカタルシスがやや弱かったのと、野村萬斎の女装はさすがにやりすぎだと思ったのと、(日本映画全体の宿命だが)特殊効果がどうしてもちゃちく見えてしまうという、いくつかの難点はありました。ただ前回に続き音楽が良かった。琵琶好きのよっちとしては、劇中に何度も琵琶の音色が聞けて幸せでした(笑)。

Decalage Horaire シェフと素顔と、おいしい時間9月20日鑑賞
監督:Daniele Thompson主演:Juliette Binoche / Jean Reno★★★

ちょっと小粋な、軽い大人のラブストーリー、というところでしょうか。ジュリエット・ビノシュとジャン・レノ(髪が長いのが違和感ありました。笑)の演技が冴えていました。とにかくおいしそうな食べ物がいろいろと出てくるので、食事前に観るとつらいかもしれません(笑)。舞台がほとんど空港とホテルなので、デザインのいい空港好き、ホテル好きのよっちにはたまりませんでした。あと、エリック・セラの音楽がすごくイイ! サントラの購入を検討しています。

Pirates of the Caribbean8月30日鑑賞
監督:Gore Verbinski主演:Johnny Depp / Orlando Bloom★★★★★

快作! 娯楽作品として、素直に「面白い」と言える映画でした。もともと海賊ものや海を舞台にした歴史・近未来ものが好きなよっちは、この映画の設定だけで★4つつけてしまうくらいなのですが、ストーリーやキャラクターも大変面白く、誰にでもお薦めできる映画でした。

特に、二枚目半の海賊ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップの演技がピカイチ。いでたちから仕草までホントによく作りこんだキャラクターで、楽しませてくれました。正統派のヒーローを演じたオーランド・ブルームも「指輪」以外で観るのは初めてでしたが、いい演技してました。何もかも粋で、カッコイイ映画でした。

Hero 英雄8月16日鑑賞
監督:Zhang Yimou主演:Jet Li★★★

実に久しぶりに劇場で映画を観ました。本当は「パイレーツ・オブ・カリビアン」を観るつもりだったのだが、映画館が激混みだったので、急遽「Hero」に変更。中国(香港)映画を観るのはこれまた実に久しぶりでした。「パイレーツ〜」は後日観ることにします。

古代中国・戦国時代の、秦の大王(後の始皇帝)暗殺を企む武術の達人たちをめぐる物語。ワイヤーやCGを駆使したアクションも見ものだったが、なんといっても映像の美しさが際立っていました。原色を基調にした色遣いが大変に良い。中国の人はこういった大胆な色の使い方が大変にうまい気がします。感情や主題の動きによって赤、青、緑、白、黒などテーマになる色が変わってゆくのもグッド。色に意味を持たせるのも中国的な思想ですね。それと、静と動の対照が実に巧みに演出されていたのも、映像の美しさをいっそう引き立てているように思いました。物語を追う、というよりも一つ一つのシーンの美しさを堪能する、そんな展覧会を見るような楽しみ方がふさわしい映画でした。抑揚された印象の音楽も大変良かったです。

ただね、ハッピーエンドって感じじゃないから、観おわってスカーッというわけにはいかなかった。それがちょっと不満かな。よっちは基本的にはハッピーエンド好きなので。

The Lord of the Rings: The Two Towers2月15日鑑賞
監督:Peter Jackson主演:Elijah Wood★×100

超傑作! 早くも今年のベスト1になること間違いなしです。公開を待ちきれずに先行オールナイトを観に行ってしまいました。

ファンタジイの古典・原点にして最高峰、J・R・R・トールキンの3部作「指輪物語」の映画化、3部作の第2弾「二つの塔」です。第1部もそうだったけど、原作を読んだ人でも大変面白く観ることができるのが、この映画の大変素晴らしいポイントです。映像化自体が不可能といわれていた原作を、非常によく映画用にアレンジしていて、なおかつ原作の持つ大事な部分を壊していない。「指輪物語」としても、映画としても楽しめるのです。この辺が「ハリー・ポッター」の映画にくらべて圧倒的に優れている理由でしょう。

そして、原作を読んだとこのない人でも、大いに映画を楽しめる。これがまたまた素晴らしいポイントです。一緒に観たちこちゃんは原作未読者ですが、第1部も今回も大変楽しんでいました。要するに映画単体として見ても非常に出来のよい作品、ということの証だと思います。2作続けてアカデミー賞にノミネートされているのも、その証でしょう。

今回も、クライマックス・ヘルム峡谷の大攻防戦に至るまで、本当に画面に釘付けでした。物語も映像も、とにかく素晴らしいの一語に尽きます。第3部の公開が、今から本当に待ちきれません。

Minority Report1月11日鑑賞
監督:Steven Spielberg主演:Tom Cruise★★★★

これは、人によってはけっこうハマる映画かも。
物語の舞台の近未来社会の、細部にいたるまでそれらしく作られているので、そういう細かいところをいろいろとチェックしてみたくなる欲求が湧いてくる。とにかくデザインがかっこいいしね。

「A.I.」を観た時も思ったんだけど、最近のスピルバーグは特に映像に凝っている気がする。いや、もちろん前から美しい映像にこだわっていた監督だと思うけど、昔の「E.T.」とかは、もっと子供心っぽいというか、単純に「美しい」絵を作ることに集中していたけど、最近のは、もっとデザイン的というか、スタイリッシュな映像を作り出すことに腐心している気がするのです。たまたま近未来を扱った映画が続いたためか、あるいはよっちがデザイン・フリークなせいかも知れないが……。

というわけで、この映画のデザイン的な映像や小道具や舞台装置やその「スタイリッシュな雰囲気」もろもろが、けっこうよっちは気に入ってしまったのである。多分DVDが出たら買ってしまう気がする……^^;)。

もちろん、物語そのものもとても楽しみましたよ。なんとなく真相は途中でわかっちゃったけどね。

2002年の映画

2002年の後半に観た映画を思い出して書きます…。
ちなみに2002年に観た映画のベストは、
特別1位「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」
1位「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」
1位「スパイダーマン」
1位「アメリ」 でした。
(1位がこんなにたくさん^^;)

Harry Potter and the Chamber of Secret12月7日鑑賞
監督:Chris Columbus主演:Daniel Radcliffe★★★★

説明するまでもない、ハリー・ポッターの第2作。
映画だけでいうと、今回のほうが、「原作読んじゃった」人(よっちもその一人)には楽しめた気がする。つまり、話がわかっていても、映像的にエンジョイできる部分が多かったという感じかな。特に、クイディッチ競技のシーンの迫力は前作以上にスリリングで堪能しました。

それにしても、ハリー以下主人公の3人は、たった一年でものすごく成長してしまいましたね。このくらいの年齢の子供は、一年でずいぶん変わってしまうんだなあと、しみじみ思いました。

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