Diary

久しぶりに、ちこちゃんが夕食にコロッケを作ってくれた！　衣がカリカリしてて、じゃがいもがほくほくしていて、とーっても美味しい。これこそ、本物の"家庭の洋食"だ！（よっち）

今日は仕事を休んで、のたりのたり。天気が良く、暖かい。いよいよ桜の季節だ。というわけでちこちゃんと砧公園へ桜見物に出かける。五分から六分咲きといったところか。でも十分に見ごたえがあった。桜ってやっぱり日本人の心性に深く根ざした、特別な花だなとつくづく感じる。極端な話をすれば、桜の花があるからこそ日本の年度は４月から始まるのだ、とさえ言える。

砧公園のあとは、北沢川緑道の桜を楽しみ、下北沢へ。ちょっと井の頭線で渋谷へ出て買い物してから再び下北沢へ戻り、夕食は創作和食の店「なかむら」で。ここの料理は素材が良くてとても美味しい。お酒も美味しい。シックで禁欲的な内装も素晴らしい。ついついお酒を飲みすぎてしまういいお店だ。この日は山菜の天婦羅とつくねが絶品だった。（よっち）

雑誌「散歩の達人」の東急世田谷線特集を手に入れたので、また天気がいいこともあって、ちこちゃんと自転車で世田谷線の沿線を巡ってみる。と言っても宮の坂から三軒茶屋方面はしょっちゅう行っているので、普段あまり行ったことのない下高井戸方面へ自転車を走らせてみた。意外と線路沿いは道がひらけていて、変に道がでこぼこしていたりしなくて自転車で走りやすい。庶民的な松原駅を経て下高井戸に到着。少し散策してみる。お洒落なカフェなどもあったが、全体にかなり庶民的な感じの街。まあ、特に目的がなければそんなに来ないかな、と思った。

それからまた自転車に乗り、今度は世田谷線を反対方向＝三軒茶屋方面へ。松陰神社駅近くのかわいいカフェ"Cafe Lotta"でお茶＆美味しいカレーを食べる。１階(禁煙)は白くペイントされた木の内装でヨーロッパの田舎風、２階(喫煙)は懐かしい昭和の木造家屋をそのまま生かしてレトロな雰囲気に仕上がっていて、ただのカワイイ一辺倒の店じゃなくて好感が持てる。カレーの味もgoodだった。

お店を出てから若林へ。もう日が暮れようとしている。よっちがボックスを出店しているボックスギャラリー「世田谷２３３」を久しぶりに訪れる。よっちのポストカードはまだ全然売れていない。とほほ。プロデューサーの中根さんと話したり、ボックスやギャラリーを見たり、ギャラリー出展者のアコースティック・ミニライブを聴いたり。自分のボックスも、もっと見てもらえるように改良しなきゃ、と決心したよっちであった(笑)。

家に帰り、夕食はお馴染み、ちこちゃんのイタリアン！　トマトソースのスパゲティと牛肉のサラダ仕立てステーキが絶品でした。（よっち）

今日は、今年ちこちゃんの両親が揃って７０歳を迎えるので、子どもたち＆親戚たちでお祝いの会を開く日。早い時間に２人で出かけ、はるばる横浜の丘の上の静かな住宅街にある、ちこちゃんの実家へ出かける。よっちが１人っ子なのに比べ、ちこちゃんは三つ子＆兄の四人兄妹なので、それぞれの配偶者やら子どもやらが集まって、さらに叔父さん叔母さん＆いとこも加わってたいへん大勢集まった。ちこちゃんは着くなり三つ子のもう一人あこちゃんと早速ご馳走作り、ちこ兄＆その双子の子どもたちは応接間のセッティング＆料理の手伝いと大忙し。よっちは専ら写真係をしていた。それと、持ってきた愛機PowerBookで今までに撮った"ちこ実家"の家族写真を整理。これらの写真をパーティー中スライドショーで流しっぱなしに上映してみた。これがけっこう好評だったので、わが愛機が役に立って嬉しくなった。

テーブルにたくさんのご馳走が並び、６時半ぐらいにパーティー開始。皆よく飲みよく食べ、よくしゃべる。とても楽しいひと時が過ごせた。ホームパーティー好きのよっちだが、こんなに大勢招いたことはないので（物理的にちょっと厳しいかも）、こういうときには家が大きいのはいいなあと思った。ほくほくした気分で家に帰った。今日撮った写真でアルバムを作り、ちこ両親にプレゼントしようかと考えている。（よっち）

今日は書店で、大好きなミステリ作家ディクスン・カー／カーター・ディクスンの、今まで手に入らなかった復刊本やら新訳本やらをたくさん手に入れて大満足。さらに新訳の新刊が出るらしい。ミステリ界ではカーの再評価がとても高まっていて、それでこんなに復刊やら新訳やらが出ているらしい。中学以来のファンとしては、嬉しい限りだ。（よっち）

昨日は一日出かけて遊んだので、今日は家でのそのそすることにした。でも昨日の雨から一転して天気がいいので、近所を散歩する。世田谷線沿いに歩き、世田谷駅や松陰神社駅の前のひなびた商店街を散策する。庶民的な店に混じってかわいいカフェとか見つけたりして、けっこう楽しく歩く。世田谷駅近くの、一部では超有名な肉まん屋さん「鹿港」の前を通ると、行列がそれほどでもなかったので、並んで肉まんを買い、食べてみる。確かに噂どおり美味しい。特に後味がえもいわれぬ感じで良い。コレなしでは過ごせない！というほどではないが、確かに行列のできる価値のあるお店だとは思った。

家に帰ると、昨日飲んだばかりなのに、またワインがものすごく飲みたくなって、結局夕食はイタリアンをやることに。サーモンのカルパッチョのトマトソースのスパゲティ、メインは牛肉のサラダ仕立てでデザートは昨日のトライフル。ワインは再び買っておいたシチリアのカベルネ・ソーヴィニヨン（安くて美味しい！）。連日のご馳走続きですっかりご機嫌の週末だった。（よっち）

冷たい雨が降る中、ちこちゃんとちこちゃんの友達・りっちゃんと３人で、六本木ヒルズの映画館「ヴァージンシネマズ六本木」に、「ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還」を観に行く。ちこちゃんとよっちは２回目だ。前もってインターネットで座席指定でチケットを買っておいたので、上映ちょっと前に劇場に行く、この余裕。しかもとても観やすくいい席。ほんとうにシネコンって便利だなあ。ウチの近くにもあるといいのに、って心から思う。二度目の鑑賞でも感動は減じることなく、むしろより深く心を動かされた。観ていて何度も心の奥から「うわーっ」とせりあがってくるものを感じた。本当に「指輪」は素晴らしい映画だ！

映画の後は"idee cafe"でお茶した後、ヒルズ内のホテルグランドハイアット東京の中にあるイタリアンレストラン"fiorentina"で夕食。純然たるレストランというよりも、お酒を飲みながら食事を楽しむレストラン・バーという感じのお店。席もバー風のソファチェアが多く、ちょっと一杯ひっかけるのもいい感じだ。というわけで、３人でワインを楽しみつつおいしい料理に舌鼓を打つ。高級ホテル内にある割には良心的な値段設定も納得でした。うーん、充実した幸せな一日だった〜。（よっち）

夕食にちこちゃんが、とてもおいしい豚肉とプルーンのハーブソテー（バルサミコソースがけ）を作ってくれた。さらには、久々にトライフルも作ってくれていた。トライフルというのは英国のお菓子で、「ジャムを塗ったスポンジケーキをカスタードソースと生クリームでおおった冷たいデザート（Microsoft Bookshelf Basicより）」だそうだ。説明ではよくわからないと思うので、写真でご賞味ください。ちこちゃんの得意なデザートなのだが、ここのところご無沙汰していたので、久々にトライフルが食べられて嬉しい。大満足の金曜日の夕食だった。（よっち）

このところずっと左肩から首筋辺りが痛むので、今日は仕事を午後半休して、実家の近くの整骨院で診てもらう。いろいろとマッサージしてもらい、だいぶ楽になる。ずいぶん肩凝りもたまっていたようだ。帰りは天気がいいので、ちょっと距離はあるけれど（小田急線）世田谷代田の駅まで歩いてみる。なんとなくのどかな、懐かしいような雰囲気の家並みの中を歩いていると、気持ちもふっと和らいでくる。途中"Cicoute Cafe"の前を通る。入ろうかどうしようかちょっと悩んだが、今日はまっすぐ家に帰ることにする。（よっち）

今日も天気が良く、さすがに外出しようという話になって、ちこちゃんと自転車で目黒川沿いを行く。半月後にはこの川沿いが桜の花で埋め尽くされるのだろう。昨年は目黒川沿いでお花見したことを思い出した。一部ではたいへん有名な古書店"Cow Books"で古本を眺める。小さいころから古本屋は大好きなよっちだが、その割にはあまり古本は買わない。やっぱり自分の本は新刊で、と思ってしまうのだ。そんなわけでいろいろ眺めはするけど何も買わずに店を出る。とってもお洒落な内装が好きなお店なんだけどね。その後代官山に行き、ヒルサイドなど散策する。天気のいい日は、この辺りは本当に気持ちいい。家に帰り、夕食は「肉じゃが」（これも絶品！）。（よっち）

ここのところの仕事の疲れがたまっているせいか、夕べのワインが効いた（？）のか、晴れていたにもかかわらず家でのそのそと過ごした。おまけに週の半ば辺りからずっと、左肩から首筋辺りが痛い。どうもひねったみたいだ。ちこちゃんも疲れ気味だったので、夕食は簡単にしたい由。でも猛烈にまたワインが飲みたい気分だったので、昨日に引き続き買っておいたワインを開けてしまった。昨日と同じシチリアのワインだが、今日のは葡萄がカベルネ・ソーヴィニヨン種のやつだった。ちこちゃんが簡単に作れるつまみをたくさん用意し、すっかり自宅でワインバー気分。マグロのカルパッチョにパンとチーズ、バジルを散らしたオイルサーディンのホイル焼き（絶品！）にオリーブの実、などなど。締めくくりはレトルトのキーマカレー。ずいぶんと手軽な割には（笑）充実した夕食だった。（よっち）

先週、安くて美味しそうなワインを２本も買っておいたので、今週のはじめからすでに金曜の夕食はイタリアンと決まっていた。ちこちゃんは張り切って昼間のうちにティラミスを作っていた。よっちが家に帰ったのが８時過ぎ、帰ってすぐにワインのコルクを抜いておく。今日は久々のNero D'Avola種のワイン（もちろん赤）。理想を言えば、あけてから２､３時間後に飲むのが一番良いのだけど（こうすれば安いワインもとても美味しくなる）、今日はディナーを始めたのが１時間後の９時過ぎだった。それから前菜、パスタ、肉料理、デザート＆コーヒーと深夜12時近くまでディナーは続いた。家だから安上がりなのに、気分だけはレストランで極上の料理をいただいている感覚。この"心の豊かさ"が充実しているかどうかが、人間が幸せでいられるかどうかの決め手なんじゃないだろうか。最近そう思う。ちなみにちこちゃん手作りのティラミスはとても美味しかった（笑）。（よっち）

というわけで仕事を休み、家でゆっくりしていた。だが天気がいいので、ちこちゃんと自転車に乗り下北沢へ。最近すっかり満席状態で入れなくなっていた"Cicoute Cafe"へ行ってみる。（2003年９月23日の項参照）平日だからもしかしたら入れるかも、と思って中を見ると、またしても満席。がっかりしたが、ちょっと待ってみようかなと思って待たせてもらっていたら、ラッキーなことにすぐに席が空いた。実に久々にこのカフェに入れた。エスプレッソが４時からとのことで、メニューにないけどカフェラテを作ってもらって飲む。が、小腹がすいたのでチーズとハムをはさんだマフィンを追加で頼む。これが、チーズのとろけ具合とハムの香ばしさがあいまって、実に美味しかった。採光が少ないこと以外はとても雰囲気がよく、本当に落ち着ける店だということを、改めて認識した。でも、我々が入った後も、次々と人がやってきて待つものだから、少々落ち着かなかったのも事実。うーん、有名になりすぎるのもナンだなあ。この店らしさを失わないで欲しいなあ。心ゆくまでまったりしてから家に帰り、夕食はおなじみ豚しゃぶ鍋。（よっち）

翌日は仕事を休みにしてあるので、日曜日だけど夕食はイタリアン。なぜ日曜日にはあまりイタリアンをやらないかというと、ワインをしこたま飲むので、食後そのまま寝てしまうことが多いからだ。その状態で月曜日の朝を迎えるのはかなりイヤなので、翌日ゆっくり寝ていても支障のない日にイタリアンをやることにしている。ちこちゃんにとってもイタリアンは手間と時間のかからない料理が多いので、休日に作りやすいらしい。スモークサーモンのカルパッチョだのパンやチーズだのを肴にワインを飲み、トマトソースのパスタに豚肉のオーブン焼き。食後はコーヒー。美味しい人生に乾杯！（よっち）

明日、子どものための料理教室を手伝うちこちゃんが、その試作としてカレーライスを夕食に作った。最近、ちこちゃんは専らキーマカレーを作ることが多かったので（理由：「簡単だから」）、いわゆる"普通のカレー"を家で食べるのは久しぶりだった。もちろんとても美味しかった。カレーでお店が開けるな。（よっち）

今日はとても気分が良い。高揚感すら覚える。というのも、映画「ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還」が、今日のアカデミー賞で史上最多タイ記録の11部門を受賞、しかもノミネートされたすべての部門で受賞という輝かしい記録を打ち立てたからだ。中学・高校のころ大好きだった「指輪物語」が、ハリウッドを遠く離れたニュージーランドで素晴らしい３部作の映画になり、さらにその"旅の終わり"に、こんな栄光を得られたなんて、本当に我が事のように嬉しかった。それだけで一日中、いやこの後数日間とても活力がみなぎっていたのだから、まさに"すぐれた物語は人に生きる喜びを与える"だ。この栄光に乾杯！（よっち）