CD、いっぱい買っちゃうんだよねー。
これを読めば、よっちの節操のない、しかし変に偏っている音楽の趣味がわかると思います。
ラウンジ系、映画音楽、民族音楽、テクノ、ロック、現代音楽、中世の音楽、
アンドこれらのクロスオーヴァーしたやつあたりかな。
というわけで、一般の人には参考にならないかも!?(笑)
なお、ここに書かれた評価は、あくまでよっち個人の感想・評価ですので、ご了解よろしくお願いします。
(★は5つが満点です)
Updated: 1st Mar.,2005
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Afterlife | 12月11日購入 | |
Bliss | Chill out | ★★★★★ |
デンマークのグループなのだけどアフリカの伝統音楽を取り入れ、独特の世界を作り上げているBliss。ラウンジ/チルアウトのコンピでは必ずといっていいほどその曲が収録されるくらいに、今やチルアウト界の"寵児"的存在です。そんな彼らの、(意外にも)初アルバムがこれです。ヨーロッパとアフリカの交錯するサウンドと、押し付けがましくないヴォイスが、なんともいえない世界を作り上げています。それは深い森の中なのか夕闇の平原の彼方なのか。それにしても、まあわかってはいたのだけれど、よっちが既に持っているいろいろなコンピCDと曲がかぶるかぶる。いかにBlissが世界中多くのDJたちから愛されているか、ということの証ですね。
Summer Make Good | 12月11日購入 | |
Mum | Electronica | ★★★ |
アイスランド出身のエレクトロニカグループとのことです。他は何も知らずに購入。とてもゆったりとした、ノスタルジックでダークなサウンドの中に、ささやくような女声ヴォーカルがかすかに聞こえてきます。ずっと聴いてるとちょっと単調な印象かな。
Milano Fashon 3 | 12月11日購入 | |
Various | Lounge/Chill out | ★★★★ |
Milanoのファッションショーをイメージした(実際に使われた?)ラウンジ/チルアウト系の曲を集めた2枚組コンピレーション。このシリーズは、この"3"が初購入です。なかなかいいんだけど、よっちが持っている他のラウンジ系コンピCDとけっこう曲がかぶっていたりして……(笑)。
How To Dismantle An Atomic Bomb | 11月17日購入 | |
U2 | Rock | ★★★★ |
久々ですねー、U2の新譜。前作から、それまでの打ち込み路線をやめてストレートなロックに"回帰"したと言われていますが、本当のところはどうでしょうか。"The Unforgettable Fire"(超名作!特に1曲目の"A Sort of Homecoming"は、よっちがU2全曲の中で一番好きなナンバーです)や"The Joshua Tree"(聴いたことないって?今すぐ聴けー!)の「燻し銀路線」(よっちが今勝手に命名しました)が死ぬほど好きだったよっちとしては、今のはそれともまた違うような気がします。何より昔ほど聴き込まなくなってしまったというのはあるなあ、悲しいけれど。よし、このアルバムをiPodに入れて、一か月ばかり聴き込んでみることにします。
それにしても、80年代に活躍していたミュージシャンの多く(orほとんど)が、今やどこへ行ってしまったのかその名前を聞かなくなってしまったというのに、U2は今でもロックの最前線に踏みとどまって、過去にしがみつくことなく新しい曲を世に送り出し、活動を続けています。この息の長さ、このことだけでも十分に賞賛に値することではないでしょうか。
MUKTiNATH | 9月8日購入 | |
Flicker Tone | Chill out | ★★★★ |
DJ Calmが運営するレーベルから出てきた、京都出身の演奏家とのことです。生楽器によるセッション感を生かした曲作りながら変なジャズ臭さはまったくなく、良い感じにチルアウトした曲に仕上がっています。(ネガティヴな意味ではなく)特に聴きたいCDが思いつかないけれどくつろぎたい、そんな気分の時によくこれを聴きます。
Arabia the Essential Album | 9月8日購入 | |
Various | Ethnic/Lounge | ★★★ |
新旧のアラビアンポップス/アラビアンチルアウトを詰め込んだ2枚組だけど、"Beginner's Guide to Arabia"や"Yallah! Yallah!"に比べるとややインパクト弱し、という感じです。
Camland | 8月25日購入 | |
Oriental Homeward | Ambient | ★★★★ |
こちらも涼音堂茶舗に属するアーティストのCD。一言で言うと"涼しい電子音楽"。といっても機械的なサウンドではなく、一つ一つの音が非常に有機的で、人間的な心地よさを秘めています。どことなく都会的なクールな部分と純日本的な"和"の部分を併せ持つサウンドで、リラックスして聴き流せるCDです。"paddle"同様、こちらもよっちのインスピレーションの助けにさせてもらっています。欲を言えば、もうほんの少しだけリズム・音色に奇をてらわずに作って欲しかったかな。
更なるアーティスト情報は、涼音堂茶舗ホームページhttp://www.ryoondo-tea.jp/で見られます。
paddle | 8月25日購入 | |
Firo | Ambient | ★★★★ |
東京と京都を拠点に、独自のアンビエント音楽の活動をしている"涼音堂茶舗"からのCD。そのアンビエントで"かそけき"音の感じが、よっちが自分の作品作りで目指している"静謐"感と共通するものを感じて以来、定期的に聴き返しては創作のインスピレーションの助けにしています。良作。
更なるアーティスト情報は、涼音堂茶舗ホームページhttp://www.ryoondo-tea.jp/で見られます。
Meeting of Angels | 7月16日購入 | |
Ustad Nishat Khan(Sitar), Ensemble Gilles Binchois(Gregorian Voices) | Ethnic/Religious | ★★★★ |
これも旅先のフィレンツェで購入。グレゴリオ聖歌とインドの楽器シタールの共演というのが面白そうで買いました。東西の古典音楽の融合、というところでしょうか。両者とも違和感なく溶け合っていて、厳かな雰囲気を作り上げています。
Anthem | 7月15日購入 | |
Ralph Towner | Acoustic/Ambient | ★★★★★ |
これも旅先のフィレンツェで購入。予備知識なしの完全ジャケ買いです(笑)。中身はアコースティックなギターの独奏曲集でした。どの曲も実にアンビエントで心地よく、今回のジャケ買いは"当たり"でした(笑)。Pat Methenyのソロ"One Quiet Night"をほうふつとさせる印象で、静かな夜中に、心穏やかに聴いていたいアルバムです。よっちは全然知らなかったのですが、Ralph Townerという人は日本でもけっこう有名らしくて、CDも何枚か出しているようです。
Cafe del Mar Volumen Once | 7月15日購入 | |
Various | Lounge/Chill out | ★★★★★ |
旅先のフィレンツェで購入。あまりにも有名なラウンジコンピのシリーズなのに、お恥ずかしながら"Cafe Del Mar"を買ったのはこの11作目にして初めてなのでした。
果たして聴いてみると、やはり「もっと早く買っておけばよかった」でした。イイ! インスト中心でとても心地よくアンビエントな曲が大勢を占めていて、"Hotel Costes"のような妙なヴォーカル曲もなく初めから終わりまで心地よく聴けます。ちょっとメロウな曲が多いのも好印象。"Real Ibiza"が陽光ふりそそぐ昼間のリゾートのイメージなら、こちらは沈みゆく夕日の浜辺のイメージでしょうか。
Yallah! Yallah! | 7月7日購入 | |
Various | Ethnic/Lounge | ★★★★★ |
こちらも先入観ぬきでオススメ!のコンピ盤です。インド・中東で人気のポップス/ラウンジ/エレクトロニカの曲が大集合です。民族音楽やオリエンタルな音階とヨーロッパのビートが融合して2回転半したような曲がずらりと並んでいます。M-02など、かなりブッ飛んだ曲もあって、大騒ぎしたいパーティーでかけると最高に盛り上がれそうな曲ばかりです。オススメ!
Under My Skin | 7月7日購入 | |
Avril Lavigne | Rock | ★★★★★ |
買ってしまいました、アヴリルちゃん(笑)。
いやあ、これもHMV店内でかかっているのを聴いて「けっこういいかも」と思い、試聴してみたら、かなりマジにヘヴィーなハードロックしてるじゃないですか。これまでルックス重視系のアイドルみたいなものだと思っていたので、すぐさまその先入観を改めさせていただきました(笑)。正直、こんなに音楽がしっかりしているとは思いませんでした。ちょっとハスキーなアヴリルの声がヘヴィーなサウンドとよくマッチしていて、M-09の"Who Knows"なんかは最高! M-11のようにLinkin Parkをほうふつとさせる曲なんかもあったりと、ヴァラエティに富んだ曲作りも魅力ですね。オルタナティヴ系やハードロックの好きな方は、先入観ぬきで聴いてみてください。
A Casual Day | 6月16日購入 | |
Gate In The Air | Acoustic/Ambient | ★★★★ |
HMVでなんとなく試聴してみたら、とても良かったので買いました。ギタリスト間所義和氏のソロプロジェクトだそうですが、適度なユルさが実にのんびりとして気持ち良い。こんなに柔らかいエレキギターの音は、最近聴いたことがありませんでしたよ。日当たりの良い日曜日の午後のイメージで聴いています。
更なるアーティスト情報は、http://www.pics.co.jp/frd/でどうぞ。
Real Ibiza VII | 6月16日購入 | |
Various | Lounge/Chill out | ★★★★ |
定番ラウンジコンピ"Real Ibiza"の最新版が出たので買いました。相変らず夏らしい(?)選曲で気持ちよく聴ける一枚です。南ヨーロッパのリゾートホテルにいるような錯覚に浸れます(笑)。いまやすっかりチルアウトの総本山的イメージのイビサ島、一度は行ってみたいものです。
Lost In Translation | 6月2日購入 | |
Various | Soundtrack | ★★★★ |
映画「ロスト・イン・トランスレーション」のサントラ盤です。はっぴいえんどやジーザス&メリーチェインの曲が使われているのが話題ですが、よっち的には、やっぱりインストの曲がとてもイイ。実にアンビエントで聴いてて気持ちのよい楽曲の数々が、映画を観ているときからいいなあ〜と思っていたので、それを目当てに買いました。歌モノはなくてもいいくらい(笑)。まあ、選曲がいいのか、歌モノがアルバム全体の中で浮いている感じはしませんでしたが。
Bossa House N' Breaks Deluxe featuring FreeTEMPO | 6月2日購入 | |
FreeTEMPO (compilation) | Lounge/Chill out | ★★★★ |
Bossa House N' Breaksのシリーズ5枚の中から、気鋭のmusic creatorであるFreeTEMPOがさらに選んだベスト盤みたいなcompilation of compilationsです。とにかく、さすがFreeTEMPO!と思ったのは、よっちが大好きな"volume three(3)"から、その中でもメガトン級に超大好きな"Scott Air"(by Ben Human)と"Insatiable"(by Thick D)の2曲を選んで、しかも最初とラス前というすごく重要な位置に配したこと。さっすが、どれがいい曲かわかってんじゃん! こういうラウンジ系のCDでは、最初の曲は"つかみ"だからもちろん重要だし、ラストの曲はアンコールというかエピローグ的な曲が多いのでラス前の曲が事実上の"トリ"になるからすごく大切なんだけれど、その2つの最重要ポジションに、よっちの一番お気に入りの曲が選ばれていて嬉しくなって買ってしまいました。ちょっと残念だったのは、全部聴いてみたら、やっぱり一番よかったのがその2曲だった=他の曲がイマイチだった、ということかな(笑)。よっちとしては、もう少しインストの曲を増やして欲しかったです。
buddha-bar VI | 3月10日購入 | |
Ravin (compilation) | Lounge/Chill out | ★★★★★ |
あまりにも有名な、また「お店コンピCD」のさきがけとしても常に有名な"buddha-bar"、その待望の新譜です。David Visanが手がけた4と5は、ちょっと泥臭い曲が多くなってしまったのが残念だったのだが、嬉しいことに今回は3を担当したDJ Ravinが復活、エスニック色を意識しながらもアンビエント寄りのいい選曲をしてくれています。このシリーズは全部持っていますが、聴くたびにパリの本家"buddha-bar"にまた行きたくなってしまいます。パリに行ったらこのお店はmustですよ!
時どき静かに | 3月10日購入 | |
つのだたかし | Lute | ★★★★★ |
よっちが大好きなリュートの日本人演奏家としては第一人者の、つのだたかしの久々のソロCDです。最近はメゾソプラノ歌手の波多野睦美氏とのコンビでCDを出したりしているのだが、歌の伴奏としてでなくリュートの音色を主体に聴きたい=はっきり言っちゃうと「歌いらなーい!」なよっちとしては(もともとインスト志向だし)、そっちはパスしていました。なので今回のCDは嬉しいソロアルバムです(もちろん歌なし)。ただ、今回は比較的にぎやかな(?)曲も多く、アンビエントで静かな曲ばかりで素晴らしかった前作「静かな音楽」に比べると、今一歩及ばず……かな、というのが正直なところ。多分前作のレヴェルを期待しすぎたのでしょう。これだって十分に素晴らしいCDでした。心の底からオススメするのは「静かな音楽」のほうですが(笑)。
J.S.Bach: Cello Suites BWV 1007-1012 | 2月4日購入 | |
Nikolaus Harnoncourt (cello) | Baroque | ★★★★★ |
これもHMVのクラシックコーナー(普段はあまり行かないんだけど、時々行く)で延々とかかっていた曲を気に入って買いました。バッハといってもクラシックと思っていかめしく(笑)聴いているつもりはまったくなくて、環境音楽を聴くようにひたすら無伴奏のチェロが繰り出す音の流れに身を委ねて、アンビエントな雰囲気に浸っています。モランディの穏やかな静物画のような、心の底からリラックスできる"音の景色"が、たまらなく心地よい2枚組です。
考えてみると、よっちはクラシックをクラシックと思って買ったことはほとんどないかも(笑)。心地よい音に出会うと、それがたまたまクラシック売り場だったということなのです。
The King's Teacher: Works for lute, theorbo and guitar by Robert de Visee vol. one | 1月28日購入 | |
Eduardo Eguez | Lute/Baroque | ★★★★★ |
古楽器リュートです。アルゼンチン生まれのリュート奏者Eduardo Eguezが、バロック時代のフランスの作曲家ヴィゼーのリュート曲を、リュート、テオルポ(リュートの一種)、バロックギターで演奏しています。ヴィゼーのことはよく知らないけれど、よっちはリュートの音色が(楽器の外見も)大好き!なので、理屈抜きでしっとりするような音色の独奏の連続に、うっとりして聴いています。もちろん無伴奏です。この人がバッハのリュート曲を独奏したCDも持っていますが、そちらもオススメ。
To the Island 島へ | 1月28日購入 | |
大萩康司(ギター) | Classic Guitar | ★★★★★ |
最近、無伴奏で弦系の楽器が単独で演奏しているCDばかりよく聴きます。淡々と流れる音に聴くともなしに聴き入っているうちに、醸し出されてくるアンビエントな雰囲気がとてもリラックスさせてくれるのです。これも若手クラシックギター演奏家のソロ作品で、今まではもうちょっとラテンな曲を弾いていたらしいのだが、このCDは武満徹などすべて日本人の曲(しかも現代系)で、なんというかアンビエントで心地よい。特に1曲目が良くて、時々激しいフレーズが入るタイミングもなかなか好き。
中国の古琴−宮廷の旋律 (World Music Library 55) | 1月28日購入 | |
姚公白 | Ethnic | ★★★★★ |
映画「HERO」を観たときに、決闘シーンのバックで中国の古琴が延々と奏でられているシーンがあったのですが、その枯れた音色が長いこと忘れられなくて、ついにCDを買ってしまいました。期待通りの枯れた音色がたくさん聴けてとても満足しましたが、映画のように爪弾いてばかりではなく、ちょっと激しく演奏している箇所もあったりして、少し戸惑いました。それでも、古琴が創りだすアンビエントな空間の魔力(?)は、素晴らしいものでした。
BGM 4 by Muji | 1月7日購入 | |
Various | Irish traditional | ★★★★★ |
素朴で生きのいい(笑)アイリッシュ・サウンドが、とても安い価格で聴けるなんて、無印良品はやっぱりえらいですね。そのシンプルデザイン志向が、こうした素朴だけれど素晴らしい音楽にも共通したものを感じて好印象です。
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