Diary

April, 2004

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30th April, Friday 
Il Ghiottone

「嵯峨野」。ちこちゃんが行ってみたいというので、嵯峨野へ行く。高校の修学旅行のときに行って以来だから、もんのすごーく久しぶりだ。鄙びた田舎の雰囲気は悪くないけれど、ちょっと観光化されすぎちゃっているかな、という印象。常寂光寺や落柿舎を拝観したが、一番気に入ったのがすらりと伸びた竹が密生している竹林だった。天にも届く勢いでまっすぐに伸びている竹が、何十本と屹立してる様はじつに壮観であった。

「仏具屋町」。洛中を歩いていたら、ふと「仏具屋町」の文字が。横道に目をやると、道の両側とも仏具関係のお店がずらりと軒を並べている。そしてその先、大通りを隔てた向こうには、西本願寺の巨大な門が堂々とそびえ立っていた。あまりに壮観な眺めだったので、しばしの間、かつてこの地で絶大な権力を振るっていた本願寺のことを想い、そのそばで仏具屋を営むことで、権力の栄光にすがってしたたかに暮らしていた庶民たちのことを想った。過去と現在がふとした一瞬に交錯するのも、京都の大きな魅力のひとつだなあ。

「イル・ギオットーネ」。ここでの夕食が、今回の旅行のハイライトである。このたいへん有名なイタリアンレストランは、"京都いち予約がとりにくい店"であるらしく、ビビった我々はなんと1か月前に(笑)予約を入れていたのだ。予約した7時半に、石塀小路を通りぬけて八坂の塔のすぐ横にあるレストランに行く。シンプルで落ち着いた内装。ほぼ満席のようで賑わっていた。やはり予約を入れてよかった。メニューを見ながらいろいろ検討する。普段はアラカルトで注文することを旨としている我々なのだが、初めて来たことであるし、いろいろ注文を聞いてもらえるようなので、いっぱい注文を出したうえでシェフのお任せコースにした。突き出しも含め前菜4皿、パスタ2皿、そしてメインが牛肉のステーキ、さらにデザートがいくらでも、と非常に盛りだくさんの内容で、いやあ大満足。従業員の対応もとても親切・丁寧で、好感が持てた。さすが評判になるだけのものはあった。また京都に来るときも絶対この店に行きたい、そう心に決めたのであった。(よっち)

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29th April, Thursday 
Road to Kyoto

京都へ出発。風邪はだいぶ治ってきたようなので、とりあえずひと安心。ちこちゃんのほうはとても元気。天気も上々なようで何より。2年前に2人で初めて京都に行ってすっかりハマって以来、GW3年連続3回目の京都旅行だ。例によって旅の詳細はくどくどしく書かない。印象に残ったことをいくつか挙げておきます。

その1「ホテルグランヴィア京都」 。今回はちょっと奮発してこの駅ビルのホテルにしたんだけど、やっぱりJR京都駅からすぐにホテルに入れたのが楽でよかった。部屋も広くてとても落ち着ける。すべての部屋に、写真家・井上隆雄氏がこのホテルのために撮り下ろした京都のモノクロ写真が飾ってあって、これがまた素晴らしい。写真集「京 逍遥」も部屋に備え付けてあって、たちまち気に入ったよっちはもちろん買いました(笑)。

その2「東福寺」。去年は、終了ぎりぎりに(そうとは知らずに)行ったために、あまりゆっくりと堪能できなかったので、リベンジで今年も再訪問した。もちろん時間に余裕を持って。なんといっても方丈の枯山水庭園が素晴らしくて、今年はゆったりとそのたたずまいを味わうことができて満足。砂利の上に描かれたさざ波のような文様が、いつまで見ても飽きない。

その3「カフェ」。これまた去年行ってたいへん気に入った賀茂川沿いのカフェ"bon bon cafe"に、今年も行く。よっちは気に入った場所やお店ができると、何度も何度も同じところに行きたくなる習性があります。セルフサービスの安いお店なんだが、川沿いのオープンテラスの席が最高。今日みたいにとてもよく晴れた日なんかは、本当にまったりと賀茂川を眺めながら落ち着けてすごく良い。京都はコーヒーが美味しかったり、ロケーションや内装が素敵だったり、ギャラリーを併設していたりと、いいカフェが多いのが嬉しい。

その4「町歩き」。結局我々が京都にハマっている一番の理由は、町なかをぶらぶらと歩くのがとても楽しいからだと思う。ちこちゃんもよっちも、歩くのがとても大好き。ほうっておけばいつまでも歩いている。歩きながら、今はやりの町屋だのの家並みだの咲き乱れる花だの、思いがけず出会う古い商店や洋館だのを眺めて楽しむ。途中で歩き疲れたらカフェに入ってまったりと休む。これがマイペースに京都を味わえてとても楽しい。ちこ&よっち流の"京都の楽しみ方"(笑)です。夕食は、町屋を改装した和食店「麩屋町三条」にて。店内の雰囲気が良くて、料理もとても美味しかったけど、ちょっと高かったかな。(よっち)

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27th April, Tuesday 
Cold

どうも朝から喉が痛い。まずい、風邪をひいたようだ。あさってから連休なのに。あさってから京都なのに。とりあえずはやく直す!と午前中仕事を休んで医者に行き、薬をもらう。せっかく京都に行くんだから、なんとしてでも直さなきゃ。なるべく大人しく一日を過ごす。(よっち)

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25th April, Sunday 
Ready for Summer

日曜日にしては珍しく早く起き、カフェちっくな朝ごはんを食べて、いそいそと自転車で世田谷美術館へ出かける。今日は朝10時から、ここの講堂で、今年下半期分の世田谷美術館清川泰次記念ギャラリーの「区民ギャラリー」の抽選会が行われるのだ。よっちは清川泰次記念ギャラリーのほうを申し込んであった(4月3日の項参照)が、今日のくじ運次第で展覧会ができるかどうかが決まるのだ。抽選の結果、くじ運がなかなかよかったようで、みごと希望していた日程が取れました。というわけで、2004年10月11日・13〜17日に、清川泰次記念ギャラリーの「区民ギャラリー」で、STUDIO UNICORNの展覧会が開かれます! 今から予定を書き込んでおいてくださいね(笑)。でもまだ準備はこれからなのです……。

思わぬ好結果にすっかり気をよくして会場を出る。とても天気がいい日で、少し砧公園で写真を撮ってから家に帰る。落ち着いてしまう前にと、こたつをしまい、ソファを引っ張り出して、リヴィングを夏仕様に模様替えした。こたつを片付けると、リヴィングが広々と感じる。いよいよ暖かい季節になってきたことをしみじみと実感した。ひと仕事終えたところで、ちこちゃんが「イタリアン風スープそうめん」を作ってくれて、2人で食べる。

食後は、ちこちゃんと経堂へ行く。天気が良く、いいこともあり、連休ももうすぐだし、気分が高揚している。中古CD屋さんで、いらなくなったCDを20枚ぐらい一気に売り、小金が入った。それからカルディなどで食材を買い込む。もちろん今夜の夕食はイタリアン。注目はマグロのカルパッチョと、きのこのタリアテッレ、そしてトマトソースがけ豚肉のソテーでした。(よっち)

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24th April, Saturday 
Redbrick Warehouse

休日にしては珍しく早く起きる。今日はちこちゃんと横浜へ出かけるつもりだからだ。でも朝風呂したり何だりとしているうちに、結局出かけたのは午後だった。横浜に着いたのは2時過ぎくらい。横浜そごうのそごう美術館で開催中の「ディック・ブルーナ展」を観るのが主目的(タダ券を手に入れてあった)。ミッフィーやブラック・ベアなどのかわいらしいブルーナ・ワールドを楽しんで、満足して会場を出る。こうして展覧会を見ると、改めてブルーナ氏はグラフィックデザイナーなんだなあ、ということを実感する。絵本も、彼にとってはデザインの延長線上にあることがよくわかる。特に、色はたった6色だけしか使わないという、その徹底ぶりがまさにグラフィック感覚。出口付近ではグッズがこれでもかと売られていたが、よっちは迷った末に、図録とクリアファイルを買った。クリアファイルはミッフィーの片目と(×の形の)口だけをあしらった、シンプルで大人っぽいデザインのもので、とても気に入った。

横浜駅の地下街でお茶してから、みなとみらい線に初めて乗った。「馬車道」駅で降り、歩いて次の目的地「赤レンガ倉庫」へ。もうかなり暗くなっていたが、完全に暗くならないうちにたどり着く。日が長くなってきていてよかった(笑)。古い赤レンガ倉庫をそのまま使っているだけあって、外観はとても風情があっていい感じだ。前に見たことのある、函館の赤レンガ倉庫もこんな感じだったのを思い出す。でも中に入るとお店ばっかり。雑貨のお店がいくつもあるのだが、どれも土産物屋さんっぽくてなんかイマイチだった(全部は見ていないけど)。ただ食事系はけっこう充実しているようだ。ちこもよっちも好きな"Madu"があるのを見つけ、夕食はここで食べることに。ここはちょっとオープンテラス風でいい雰囲気。イタリアン系の食事もなかなか美味しくて、港の夜景を楽しみながら食事することができて満足した。今日は遅い時間に来てしまったので少し慌しくなってしまったが、またゆっくりと来てみることにしよう、そう思った。

帰りは、クイーンズスクエアまで歩き、「みなとみらい」駅から電車に乗った。歩いてくる途中も、ネオンがきらびやかな建物や見たこともなかったショッピングモールがたくさんあって、すっかり横浜も再開発されて変わったんだなあ、としみじみ思った。また来るか。家に帰りつく前に、再び"Loco"に寄って一杯ひっかけた。(よっち)

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23th April, Friday 
Chocolate Muffin

ちこちゃんが、ベターホームで買ってきた材料キットを使って、チョコレートのマフィンケーキを作ったので、夕食後のデザートにいただく。素朴な感じのケーキだったが、食べてみると意外にチョコレートの味がしっかりしてて、甘みもほどよくて美味しかった。(よっち)

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18th April, Sunday 
Ore Cafe

今日も晴れて暖かく、気持ちのいい日だった。ブランチに、イタリアン風スープそうめんを食べたが、これがなかなかイケる味だった。ちこちゃんと自転車に乗ってよっちの実家へ行き、夏の旅行の打ち合わせをしたあと、梅ヶ丘へ。夕べ"Loco"で聞いた、オープンして数日しかたっていない"Ore Cafe"というカフェに行く。"Loco"と同じく、この店もとても小ぢんまりとしていて、テーブルふたつとカウンターのみ。名前から連想したオレさまな雰囲気からはかなり遠い、かわいらしいカフェだ。チーズケーキもかわいらしく盛り付けてあって、なかなか美味しい。さらに、よっちとって目がキラーン!だったのは、店内壁面のギャラリーを無料で使わせてもらえるということ。思わず店の人にいろいろ聞いてしまった。これは、よっちのデビュー展(笑)にイイかも!? しばらくまったりしてから家に帰り、夕食はおなじみイタリアン。今日のパスタはペンネアラビアータ! 野菜焼きも、安く手に入った牛のランプ肉のステーキも美味しかった。もちろんワインはNero D'Avolaでした。(よっち)

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17th April, Saturday 
Monsoon & Locomotion

ものすごく暖かい、ほとんど暑いと言ってもいい日。湿気がほとんどないので過ごしやすいのが救いだ。あまりに気持ちがいいので、久しぶりにちこちゃんと自転車で渋谷へ出かけた。明るい陽射しのなか自転車を走らせると、うっすらと汗ばんでくる。渋谷へ着くと、さっそくHISへ行き、夏のイタリア旅行の航空券を予約する。エールフランスのパリ経由フィレンツェ行きが、思っていたより安く取れそうでよかった。これでひと安心。ほっとしたところで小腹がすいたので、これも久々にカフェ"Madu"へ行き、我々にとっては定番のカフェオレ&パニーニのサンドウィッチで寛ぐ。パリのカフェまんまの雰囲気のこの店は、今日のように気持ちよく晴れた日には、最高の"まったり場所"である。そのあとは無印良品やら、改装オープンしたばかりの"Franc Franc"やらを覗いたり、買い物したりしてぶらぶらする。考えてみれば、こうして渋谷をゆっくり歩くのも実に久しぶりだ。

そうこうしているうちにけっこう遅くなったので、自転車で来ていることもあるし、せっかくだからこれも久しぶりに、代官山のエスニック"Monsoon Cafe"へ行こうということになる。お店へ行くと、珍しく待たずに入れ、変わった生春巻きだのサラダだの、定番のガバオごはんだのフォーだのに舌鼓を打つ。ちょっと残念に思ったのは、ウェイティングスペースがずいぶん小さくなってしまったこと。前はもっと広くて、ソファに座ってドリンクをちびちびやりながら待てたのだが……。考えてみればもう5、6年くらい前からこの店に来ているのだが、その頃はその広いウェイティングスペースいっぱいになるほど人が待っていて、軽く1時間以上は待ったものだったが(この待っている時間が意外に楽しかったものだが)、最近はそんなに待つような感じでもなさそう。お客が少なくなったのか、それとも"落ち着いた"と見るべきなのか……。なんにせよ、ちこ&よっちは大好きなお店です。

お店を出て、自転車で家に帰る途中、世田谷線の宮の坂駅に差し掛かったところで、急にこの辺に小ぢんまりとしたバーがあるというのを思い出し、急遽その店"Loco"へ寄ってみる。前に雑誌「散歩の達人」の世田谷線特集にこの店が載っているのを見て、「家からこんな近いところにこんな良さげな店があるなんて知らなかった、今度行ってみよう」と話していたお店なのだ。外観の印象も中に入ってみても、本当に小ぢんまり。でもなんか落ち着ける。いい雰囲気のお店だ。我が家から近いという安心感もあるせいか、いつまでも居られるような気分にさせてくれる。店長(?)のミノルさんも気さくな人で、いろいろと話すうちに、お互いのホームページをリンクさせようということになる。何か面白いことができるかもしれないといういい期待感もある、素敵なお店だった。ちこちゃんはここで売っていたアフリカの民芸品の籐バッグを、ずいぶんと安い値段で買った。なかなかかわいいバッグで、満足している様子。一日の最後に思わぬ収穫を得て、充実した一日でした。(よっち)

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14th April, Wednesday 
Discommunication

たまに、外界と一切つながりを持ちたくない日がある。雨が降っているせいか、今日はそんな日だった。午前中は用があったので仕方なく外出したが、午後は家にこもって、ひたすら外界との接触を断っていた。こういう内省的な一日も時には必要に感じる。(よっち)

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11th April, Sunday 
Planning for the Trip

ちこちゃんとよっちの実家へ行き、ステーキをご馳走になる。夏によっちの両親と4人でイタリアへ行く予定なのだが、その打ち合わせというか、どこに行きたいかを話し合うのが主目的だ。でもみんなてんでな事を言うものだから、かえって頭がこんがらがってしまった(笑)。そろそろ予定を決めねばならないのだけれど、どうしようかなあ。(よっち)

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10th April, Saturday 
Ginza Crawling

今日もよく晴れて気持ちのいい日。春には珍しい、抜けるような青空が目に眩しい。すっかり暖かくなって、なんだか桜が終わったと思ったら突如春が全開で始まったような感じだ。夕べの残りを使ったカフェちっくな朝ごはんのあと、ちこちゃんは月に一度のベターホームのお料理教室のために銀座へ。

気持ちのいい日なので、よっちもあとから銀座へ行く。バーバリーのトレンチコートを受け取って以来(1月31日の項参照)だから、久しぶりの銀座だ。「デザインのデザイン」の著者・原研哉さんがデザインした白い松屋の外観をじっくりと眺めてから、"Apple Store"で、マックをいろいろといじくってPhotoshopで遊んだりする。う〜ん、やっぱり大きいモニタは見やすいし作業しやすくていいなあ。アップルのモニタはデザインもとても好みだし、とても欲しい。

ちこちゃんと三つ子のきょうだいのあこちゃんと銀座三丁目のシアトルズベストで合流。ここでひとつ発見。シアトルズベストでは無料で無線LANが使える! どうりでパソコンを広げている人が多いと思ったら、そういう理由だったのか。覚えておこう。

そのあとちこちゃんと"Apple Store"へ行ったり有楽町の巨大な無印良品で買い物をしたりして、銀座を徘徊するうちに、夜になる。こうやってじっくり歩くと、銀座というのはまことに垢抜けた、奇麗で粋な街だなあと、しみじみ感じる。裏通りにあるなんだか開放的なバーで、スペアリブを肴にギネスを飲みながらひと休み。うまい!(よっち)

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9th April, Friday 
"Griglia"

今日の夕食は、おなじみイタリアンディナー。ちこ父からもらったボルドーの赤ワインを開ける。ちこちゃんが100円ショップで買ってきた、持ち手つきの焼き網で野菜焼きを作ってくれて、それを前菜に食べる。ちょっと炭火焼みたいな感じで、焼き目がついて香ばしい。今日の目玉はスパゲティ・プッタネスカ。"プッタネスカ"とはオリーブとアンチョビとケッパーが入ったトマトソース。これがとてもイケる。メインは豚肉のオーブン焼き。先週のような(4月2日の項参照)レストランでの食事もいいけど、家で食べるイタリアンも本当に美味しい。安上がりだし。(よっち)

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7th April, Wednesday 
Brave Judgement

普段はあまりこういうこと書かないんだけど、今日は少しだけ。

福岡地裁が小泉首相の靖国神社参拝を違憲とする判決を出した。賠償金については認めなかったので、形の上では勝訴の国側は控訴できない。よってこのまま判決が確定するようだ。福岡地裁のこの"勇気ある決断"を評価したい。このまま参拝の位置づけや政教分離の線引きがあいまいなまま、ズルズルと政府のやりたい方向になし崩しにすすんでしまう流れに、誰かが「待った」をかける必要があったと思う。同時に三権分立の形骸化をこれ以上進めてもいけなかった。まことに"英断"と呼ぶにふさわしい判断だった。相変らず小泉首相はわけのわからない居直りを続けているようだが(もう少しまともな言葉が言えんのかね、この人は)、政治家たちはもう一度この問題を、タブー視することなく議論して欲しい。心ある国民はちゃんと見ているんだぞ。(よっち)

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5th April, Monday 
Hamburg Steak

今日の夕食は、ちこちゃんの手作りハンバーグ! ちょうど良い柔らかさとジューシイさで、えもいわれぬ美味しさでした。(よっち)

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4th April, Sunday 
Cold Rain

昨日から一転して、今日は雨。気温も昨日よりかなり低く、寒い。なので家にいて、ホームページの更新やらPowerBookでの"作品"作りやらにいそしむ。春の本格的な到来には、もう少しかかるのかもしれない。(よっち)

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3rd April, Saturday 
Calling of Spring

晴れて暖かい日。ヘビーコーンというパンとかぼちゃのサラダ、ゆで卵と具だくさんのスープという、カフェちっくな朝ごはんのあと、ちこちゃんと自転車で成城の「清川泰次記念ギャラリー」へ行く。今年後半の「区民ギャラリー」の利用申し込みをしに行ったのだ。25日に抽選会があるとのこと。どうなるやら。道々の桜の花を楽しみながら帰り、世田谷区役所近くのカフェ「アンジェリーナ」でお茶する。昔ながらの喫茶店、という風情のお店だ。アンティークなカップや人形が並んでいたりして、いい感じにごちゃついているのが気に入った。夕食は久々の豚しゃぶ鍋を。(よっち)

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2nd April, Friday 
La Colomba

夕食はちこちゃんと、豪徳寺のイタリアンレストラン"La Colomba"で食べる。ここはこの近辺では最高のイタリアンレストランだと思う。料理の味も素晴らしいし雰囲気も良い。デザートはいろんな種類のものを少しずつ味わえてとてもお得な気分になる。お値段はそれなりだが常識ハズレにバカ高価いというほどでもない。商店街からちょっと外れて住宅地の中、という静かなロケーションも落ち着く。この日はボロネーゼのタリアテッレと仔牛肉のステーキが特に絶品だった。あと、デザートも2人で2品ずつとり、ちこちゃんはケーキ系、よっちはプリン系でとても満足。そうちょくちょくは来れない店だが、大切にしたいお店である。(よっち)

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