Diary

January, 2004

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31st January, Saturday 
Black Trench Coat

リゾットやパンなど、夕べの残り物を食べてからだらだらしていると、バーバリー銀座店から電話が。昨年の11月末に注文してから(2003年11月30日の項参照)待つこと丸2か月、ようやくセミオーダーのトレンチコートが出来上がったとの連絡が入った。喜び勇んでちこちゃんと銀座へ出かける。

銀座に着くと、やはり11月の末に(2003年11月30日の項参照)行った"Apple Store"へ寄る。さすがにオープン当日に行った前回とは違い、ゆったりと店内を見てまわることができた。それでもけっこう人が多い。気になっていたソフトウェア"iLife '04"を買う。カンタンDTMソフト"Garage Band"が魅力だったのと(Logic持ってるのに……)写真整理ソフト"iPhoto"がすごく使いやすくなったらしいのに魅力を感じて購入してしまいました。"Apple Store"で何か買ってみたかったってのもあるけど。さて出ようかと思ってふとかばんのコーナーを見ると、アップルコンピュータのりんごのマークが刺繍された、黒くてカッコイイバッグが眼に入る。手にとって見ると手さげ&ショルダー&バックパックの3ウェイバッグだ。(どんなバッグか知りたい人は、ネット上の"Apple Store"でも見ることができます)もちろんパソコンが入るようになっている。背負えるビジネスバッグ風のかばんを持っていなくて、欲しいなーと思っていたところだったので、かなり惚れてしまう。しかもりんごマーク入り! Kensington製なのだが、きっとアップルからライセンスを得て作っているのだろう。背負ってみるとかなりイイ感じ。すごく気に入ったが様子見ということで、ここは買わずに店を出た。

ちょっとお茶してからいよいよバーバリー銀座店へ。最上階のセミオーダーコーナー"Art of Trench"へ行くと、さっそくコートが出てきた。既製品にはない黒のトレンチ、しかも長身のよっちでさえ膝下20センチ以上も丈がある超ロングコートだ。(もちろんよっちがそのように注文したのだが)着てみると素晴らしい。常々日本のコートの丈が短くて不満を持っていたよっち(長身だからだろうが、合うのがなかなかない)にとっては、この足元まで届きそうな裾丈はまさに長年望んでいたものだった。ほとんどマントのような着心地、これこそよっちが求めていたものである。加えて濃い紺でもダークグレーでもない、本物の「黒」。大満足である。いろんなシチュエーションにあわせていろいろ着こなせそうな感じも、また良い。もちろん形はよっちの好きな、流行に左右されず飽きのこないオーソドックスなトレンチコートの形。一生着るつもりの買い物だったから、大満足である。店員の誠意溢れる対応も良く、すっかりご機嫌になって店を後にした。

再び銀座の路上に出たところで、やはりさっきのバッグが欲しくなり(今日は物欲にとりつかれてる? 笑)、"Apple Store"に戻ってバッグを購入した。この黒トレンチにも似合いそうだし、いい買い物だ。

最近にないくらい満足しきったところで、渋谷に行く。HMVで時間をつぶした後、映画館「ユーロスペース」で上映中の、往年のロシアアニメ映画「ミトン」を観る。(この映画はレイトショー上映だった。それゆえ時間をつぶす必要があったのだ)短い映画だったが、すっかり人形アニメのかわいらしさにヤラれて、二人でいい気分のまま、ちかくにあった"NALU"というイタリアン風のディナーバーで、ワインを傾けつつおいしい料理を堪能する。物欲的にも文化的(?)にも味覚的にも精神的にも、とても満足の一日でした!(よっち)

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30th January, Friday 
Pressed Barley

ちこちゃんがなんだか熱っぽいし、よっちもかなり疲れていて頭痛がするほどなのに、夕食はかねてよりの計画通り(大げさ?)イタリアンを実行。シチリアワインもしっかり飲んだのだが、終わってみると二人とも調子が良くなっていたのだから、やはり適量の酒は良薬ということか。

パスタが死ぬほど好きなよっちだが(ちこちゃんも)、今晩はあえてパスタの替わりに「押し麦とソーセージのトマトリゾット」をちこちゃんが作った。これが実においしい! 押し麦の"つぶつぶ"した食感が実に良くて、すっかり押し麦のとりこになってしまった。これからは押し麦もときどきはいいかも、と思ったのであった。パスタも押し麦も同じ麦だしね(大麦と小麦の違いはあるが)。

メインはまたも「豚肉のハーブソテーあんず添え白ワインソース」。すでに三度目なので、ちこちゃんはすっかりこの料理をモノにしたようだ。(よっち)

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25th January, Sunday 
Tart of Banana

午前中ヤボ用があったので、午後からちこちゃんと渋谷へ。モスバーガーへ行き、新製品のフォカッチャサンドを食べてみる。味はとてもおいしいが、これだけだとちょっと物足りないかな。それからパルコブックセンターで4冊も本を買う。たくさん買うとすっきりする(笑)。よっちはだいたいここで本を買うのだが、昨年だったか店の内装をリニューアルしてからは、内装はたいへんいいのだが品揃えがかなり偏ってしまったようで(特にサブカル方面)、その辺がイマイチに感じる。

そのあと気に入りのカフェ"Madu"でカフェオレとケーキ。バナナのタルトがおいしい。渋谷にはたくさんカフェがあるのはわかっているのだが、つい通いなれたこの店に来てしまう。カフェオレだとたくさん飲めるのと、やはりパリのカフェを感じさせる内装が気に入っているからかな。

買い物をしたあと家に帰り、夕食はこたつに入っておなじみの豚しゃぶでした。(よっち)

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24th January, Saturday 
Cold Winter Day

寒い冬の日。家の中でだらだらしたあと、夕方近くになって二人で下北沢へ行く。"Space Shower Branch"で軽食&お茶。ここもお気に入りのカフェ。買い物を済ませて帰り、夜はおなじみちこちゃんのイタリアン・ディナー。ちこちゃんは「豚肉のハーブソテーあんず添え白ワインソース」に再度チャレンジ。今回もおいしく出来あがりました。(よっち)

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21st January, Wednesday 
Strawberry Walks

ちこちゃんがスーパーで安かったので、いちごを買ってきた。二人ともいちごは大好物。ところが、パックの中にひとつとても面白い形のいちごがあった。先っぽが二つに分かれていて、まるで足みたい。今にも歩き出しそうないちごだった。とても面白かったので、思わず写真に撮りました。(よっち)

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18th January, Sunday 
Good Cafe

冬晴れの気持ちいい日。なので、ブランチにほうとうを食べたあと、二人で下北沢に出かける。のんびりと代田から北沢にかけて散歩して、のどかな雰囲気を身体いっぱいに味わう。カルディで食材を買ったあと、東北沢の「現代heights」でお茶する。ここは、よっちがボックスを出店している「世田谷233」と同じく、ボックスギャラリーがあるお店。内装もいいし、普通のギャラリーもCDショップもあって飽きないのだが、それだけでなくてコーヒーや紅茶がちゃんと淹れてあってとてもおいしいのも特筆すべき点である。たまに雰囲気だけでコーヒーが全然薄くて話にならないカフェがあったりするのだけれど、この店はその点ちゃんとしていて、エライ!

夕食はよっちの実家で、またもやビーフステーキ。何かのギフトで取り寄せたらしい。おいしいステーキに舌鼓を打つ。(よっち)

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17th January, Saturday 
Enjoying Italian Wine

年始から忙しく、どうもここのところ疲れがたまり気味。なのでこの日も遅く起きだして家で過ごす。先週から本格的に進めている、ちこちゃんが所属するフリー栄養士会"ぱせり"のパンフレットのデザインで手直しをお願いされたので、思い切って大直しをすることにしたので、その作業をバリバリと(?)進める。けっこうはかどったので、夕方には一部を除いて大方完成する。満足したところで、夕食は、前にやって好評だった(2003年12月23日の項参照)メインなしのライトイタリアンを食べることに。新鮮なマグロを買ってきたのをちこちゃんがカルパッチョに仕立て、そのほかにも前菜やつまみがずらりと食卓に並ぶ。ワインはもちろんお気に入りのモルガンテ社の"Nero D'Avola"だ。ワインを楽しみつつ前菜をつつき、幸せな時間を過ごす。この日も気分はイタリアの居酒屋(笑)。締めはもちろんパスタで。(よっち)

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16th January, Friday 
Creative Suite

仕事の帰りに渋谷で、発売したばかりのAdobe社の"Creative Suite Premium"を買ってくる。一つのパッケージにPhotoshop(フォトレタッチソフト)とIllustrator(ドローソフト、いわゆるお絵かき用)とInDesign(紙面レイアウトソフト)とGoLive(WEBページ作成ソフト)などなどいろいろ入っているのだ。しかもPhotoshopをもっている人はアップグレード価格で買えるというのだから、よっちのようにPhotoshopしかもっていない人にはまたとないチャンス!だったのである。今までIllustratorもInDesignも絶対必要になるなー、欲しいなー、でも高いなー、と思っていたのだ。一つ一つがとても高価なAdobe社のソフトが、1本半の値段で5本手に入るというのだから、一も二もなく飛びついたってわけである(踊らされてる?笑)。

でも、Photoshopだけでさえまだ満足に使いこなしているとはいえないのに、これ以上新しいソフトを4本も使い方を覚える暇があるのだろうか!? まあゆっくり身につけていくとしよう(笑)。まずは我が愛機PowerBookにインストールしなければ。

夕食にはちこちゃんが新しい料理を作ってくれた。たまたま干しあんずを大量にもらっていたのだが、それを豚肉と一緒に料理して、「豚肉のハーブソテーあんず添え白ワインソース」を作った。これが絶品。あんずの甘酸っぱさが豚肉と甘みのある白ワインソースをいい組み合わせになっている。ちこちゃんの新しいレパートリーになりそうだ。(よっち)

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12th January, Monday 
Bathing in Daytime

3連休の最終日は、家で過ごす。昼間からお風呂に入ってさっぱりする。このところ土曜日とかにお風呂に入り損ねると、翌日のお昼に"昼風呂"することが多い。これがまた気持ちいい! 特に、冬の寒〜い日にお風呂に浸かった瞬間の、体中が「じゅわーっ」と染み入る感じがたまらなくヨイ。一瞬、幼い日の記憶が思い起こされるのもこの瞬間だ。冬風呂の醍醐味である。

お風呂の後は、こたつにもぐりこんでPowerBookに向かい、前に頼まれていた、ちこちゃんが所属するフリー栄養士会"ぱせり"のパンフレットのデザインを作る。年末から少しずつ進めていたのだが、作業をする時間がとれなくて今までかかってしまった。普通のデザイナーはこういったもののレイアウトを作るときはIllustratorというソフトを使うものだが、よっちはPhotoshopしか持っていないので、Photoshopでちまちまと作ってます(笑)。でも、おかげで、Photoshopだけでもけっこうちゃんとしたレイアウトデザインが作れるんだってことがわかった。これは大発見(笑)。

合い間にちこちゃんがさつまいもをふかしてくれて、バターをつけて二人で食べる。さつまいもはシンプルにふかしたものが一番おいしいと思う。夕食はそのままこたつに入って豚しゃぶ鍋!(よっち)

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11th January, Sunday 
La Traviata

ちこちゃんの両親は、夫婦揃って大のオペラ好きである。オペラ鑑賞のためにイタリア語を勉強するほどの熱の入れようで、その"愛好家"ぶりには頭が下がる思いである。

ところが、その二人とも風邪をひいてしまい、観に行く予定だった「椿姫」に行けなくなってしまったという。それで、お鉢が我々のところに回ってきて、急遽ちこちゃんと一緒に、ローマ・イタリア歌劇団のヴェルディ作曲「椿姫」を観に行くことになってしまった。自慢じゃないがよっちが過去に見たオペラは、英国留学中にウィーンのオペラ座で観たドビュッシーの「トリスタンとイゾルデ」と、編集者時代に仕事がらみで観た「ポーギーとベス」だけなのだ。大学では「音楽劇の歴史」のクラスを取ったこともあるし、けっこう好きなはずなのだが、ま、要するに「縁がなかった」ということなのでしょう。

会場の上野・東京文化会館へ行くと、入り口にすごい人の行列が。映画とは違い指定席だから慌てずに、行列がなくなってから会場に入る。なんとなく華やかな雰囲気に、ちょっとわくわくする。実際、休憩時間に、着飾った人たちに混じってコーヒーとかワインとか飲んでくつろぐと、ちょっとゴージャスな気分になる。雰囲気は堪能しました(笑)。

それで、肝心のオペラそのものはどうだったかというと、よっちは視力が悪くて、舞台脇の字幕が読めなかったのでした(涙)。ストーリだけでも予習しておくのだったと後悔したが、後の祭り。ひらすら素敵な音楽と華やかな舞台を味わうばかりでした。ま、ストーリーなんてオペラの主目的じゃないんだから、歌舞伎と一緒でご都合主義のカタマリだとは思うのだけど、さすがに全然物語がわからないのは辛かった。場の雰囲気から想像するのみで、後からちこちゃんから教えてもらって(彼女は字幕が読めた)、ああそういうことだったのかと納得したりして。やっぱり物語くらいは予習しておくものだと身にしみて実感したのでした。ただ舞台装置が素晴らしかった。けっこうリアルな室内のセットが本格的に作られていて、このインテリアのセンスが大変に良い。これは気に入りました。あとでちこちゃんのお母さんから聞いたところによると、たいていのオペラの舞台装置はもっとシンプルでそっけないものが多いとのことで、今回のオペラはこのみごとな舞台装置も"売り"のひとつだったそうだ。

またいつオペラを観るかわからないけれど、もし"その時"があったら、今度は準備&予習を万全にしておこうと、肝に銘じたのであった。(よっち)

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10th January, Saturday 
Magazine Rack Completed

100円ショップに出かけ、いろいろと買い物してくる。何に使うかというと、先日(2003年12月25日の項参照)100円グッズで作った素敵なマガジンラックに"足"をつけるため。実は、このラックは"足"がないために、立てかけて使っていたのだったが、さすがに"ひとり立ち"させたいなあと考えていたのだ。というわけで、買ってきたスチールシェルフ用ポールなどを使って"足"を作り、結束バンドでマガジンラックに留めた。みごと!ひとり立ちの成功である。総材料費1,000円なり。市販だと1,000円じゃ、こんな素敵なラックは手に入らないよ〜(笑)。すっかり満足し、夕食はちこちゃんが腕をふるってイタリアンディナーを堪能した。メインは仔羊肉の香草パン粉焼き!(よっち)

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7th January, Wednesday 
Pan Flute

晴れて気持ちのいい日。仕事を休んで、ちこちゃんと梅丘の大好きな店「パンの笛」へ行く。定番のカレーライスを食べる。食事のおいしさもさることながら、この店のレトロな雰囲気がとても気に入っている。それから下北沢へ行き、「無印良品」で気になっていたアイルランド音楽のCDを買い、"bio sweets"でケーキとお茶。満足してうちに帰り、夕食はシチューであたたまったのでした。ほっこりとのんびりして、いい一日だった。こういう日がやっぱり必要なんだよね。(よっち)

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3rd January, Saturday 
Pretty Baby

友人wine氏夫妻が、生後11か月の赤ちゃん(男の子)を連れて我が家に遊びに来た。赤ちゃんのほっぺたがぷっくりしてすべすべしてて、とてもかわいい。あまりにかわいいので写真をたくさん撮る。かわいがり倒したお礼に(?)、ちこちゃんお得意の、豚肉のりんご巻きカレー風味をご馳走する(もちろん赤ちゃん本人にではなく、その両親のほうに)。温かい気持ちになった一日だった。(よっち)

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2nd January, Friday 
Steak & Pasta

正月2日は横浜のちこちゃんの実家へ行く。今日も天気が良く、安心して出かけられる。一人っ子のよっちとは違い、きょうだいが多いちこちゃんの実家は、親戚などけっこう大勢集まってにぎやかだった。ただ、今年はちこちゃんのお父さんが風邪をひいて寝込んでしまっているのが残念。こちらも夕食は毎年恒例で、ビーフステーキとシンプルなパスタをメインに、スモークサーモンやらおせちやらおつまみやらが豪勢に食卓に上る。ステーキは本当においしくて、幸せな気分。食後には、これも毎年よっちたちが買ってくるTopsのチョコレートケーキをみんなで食べる。これまたすんごくおいしい。すっかり幸せな気分で家路についたのだった。(よっち)

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1st January, Thursday 
New Year's Day

本年もよろしくお願いします。

正月の行動は毎年決まっていて、元日はよっちの実家、2日はちこちゃんの実家へ行くことになっている。今年もそのパターンが粛々と実行された。

というわけで、昼近くにのそのそと起きだして、年賀状を眺めつつお雑煮を食べ、のんびりしたあとで3時ごろにケーキを買って、よっちの実家へ行く。寒いが、天気が良くて気分良し。例年通りに何百枚と届いた年賀状を整理する父親(今年は750枚出したとか)を眺めつつ、おせち料理&寒ブリで豪華に宴会(?)。我が家ではおせち料理をフルセットでは作らないので、我々はここでしか食べる機会がない。なので大好きな田作りや伊達巻き、栗金団など盛大に食べる。よっちはおせち料理に入っている料理はほとんど好きなので、おせちはよっちにとってはたいへんな「ご馳走」なのだ(笑)。食後は、これまた毎年恒例のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートの中継をテレビで観る。毎年やることが変わらないなあ。でも、この同じことを繰り返す「変わらなさ」こそが、平和で幸せな生活の何よりの証なのではないだろうか。よっちは最近とみにそう思うのであった。それと、旧き良きものを大切に思う心も。(よっち)

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